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高知県の山の中でキャンプ場を探している途中、見知らぬ初老の紳士に声を掛けられ、誘われるがままにお邪魔した建築中の山小屋で、すばらしい山の空気をおかずにおいしい白飯をいただき、更にその夜ずうずうしくも一泊させていただいたのがゴールデンウィークの話。
なんとも個性的で親切且つ紳士的な『殿下』（勝手にそう呼ばさせていただいています）の手作りの山小屋『紅炉庵』は抜群のロケーションと快適性を誇るのだが、難点は風呂がないこと・・・いや風呂がないのではなくまだ出来ていなく、小屋の裏手に岩風呂を作っている最中だとか。

その岩風呂が完成したとじ〜じさんのところに連絡があり、過密なスケジュールのシルバーウィークのほんの2日間を無理やり空けて再び紅炉庵に行ってきました。

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前日から泊り込んでるじ〜じさんとGMの話によると、風呂がぬるいというか冷たいということだったのだけど、その日は入念に蒔きをくべて完璧なまでの湯加減。川の汲み水を蒔きで焚く風呂なんてめったに入れるもんじゃありません。
長距離走ってへとへとに疲れた体に染込むほど至福の岩風呂でした。

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殿下に会えなかったのは残念ですが、出来立ての岩風呂は堪能しましたよ。
湯加減も最高、酒はうまいし寝床は快適だし。弾丸ツーリングで関西圏の渋滞はひどかったけど行って良かった。

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地図を見ると殿下の紅炉庵の近くに林道があるので、行きは一人で林道に。
夕暮れ間近に一人で始めての林道に入るのは若干ドキドキもんです。
20キロくらいの林道で路面はフラットですが、なんせ山が高い。
しかも断崖絶壁林道なので落ちたらアウトだろうなと思うといつの間にかトロトロスピードにｗ
無事に山を越えて道路際にじ〜じ号となーさん号の2台のアドベンチャーを見つけたときはホッとしました。

次の日、林道を抜けて次の宿泊地へ向かうなーさん、じ〜じさんと別れて舗装路をGMとランデブーｗ。
あわやコーナーで停車中の軽トラと衝突！！！ってところを意図せぬ2輪ドリフトで回避したりした場面もあったり・・・
えええ雨かよ〜ってあわててカッパを着込んだりした場面もありましたが、
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日本一の大杉を見たり・・・
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十数年ぶりに土柱を見たり（徳島道の阿波SAから徒歩で行ける）
プチ観光しながらのんびり帰ってきました。

やっぱり四国はいいですね。