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天空の林道(中津明神山 山頂付近)




回までのあらすじ 
おっさん二人が嗜好の異なるバイクで四国に渡り涼しいところでキャンプして酒飲んであっという間に寝てしまって気がついたら朝だったって話の続きです。


四国カルストのキャンプ場を後にしたところで記念撮影してから次の目的地へ向かいます。


津明神山
バイクで山頂まで登れるという中津明神山に行きたくて今回の四国旅を目論んだのですが、
なかなかのタイトターン連続の険しい登り坂。
いやいや、うちの640にとってはこんな舗装路は鼻歌交じりで、スイスイ行っちゃいますけど
Kのハーレーでは相当辛かったんじゃないだろうか???


Kよよくぞここまで来たな!と賞賛してみたものの、あんなに行きたい行きたいと言ってた割には山頂には何もなく。絶景かといえば絶景だけどもそれほでもないと言えばそれほどでもない感じ。
でもでもその山頂付近からエントリーする尾根伝いの通称『天空の林道』と呼ばれている林道。
やっぱこっちがメインでしょ?

 路面はフラット、ずーっと笹薮です。
なかなかこんなシチュエーションはないので、Kを先に下山させて麓で落ち合う約束をして林道を堪能。
途中久々にリアブレーキをフィードさせてしまい、麓でKと落ち合うまでフロントブレーキオンリー
になりましたがそれでも十分楽しめる林道でした。
 
遠くに見える山の頂上から来たんだよ。

の上はとても涼しいが、山を下るととても暑かった。
暑いのでざるうどん。
うどんやさんではなく、面倒くさい料理を頼むといつまでたってもでて来なさそうな道の駅風な休憩スポットのお食事どころ。全く期待せずただ朝食を食べていなかったので腹が減っていたのかとても美味い。



まなみ海道
なんとなくです。行ったことがない訳ではないけれど、なんとなく行ってみたかったのです。

景色は良いが、ここはやっぱりサイクリストの聖地。自転車で渡った方が楽しいところなのかもしれません。そしてせっかくなので旅の締めに尾道ラーメンを食すべく、グーグル先生の言うがままの道を行く。
そういえば麺類ばっかり食べてる。

店の佇まいはかつて全国を席巻したどさん子大将って最近見ないけどこんなところにまだあったんだ的な
いい具合のやつれ感を醸し出していて(どさん子大将ではありません)普段ならちょっと入るのを躊躇してしまうような店だったので、おそるおそる入ってみましたが、いやいやなんのこれがまた結構美味いのです。



すっかりラーメンでお腹いっぱいになったところで旅のイベントは終了。
後は帰路につくのみ。
尾道からだと自宅まで約280キロ
この時もう午後4時近かったのでこの距離は結構うんざりする距離だったしお腹一杯になって案の定眠い。走り出してすぐにSAに駆け込んでみなさんご存知の眠眠打破のもう一つ強力な強強打破ってのをグビッとやってから後はだらだら東に向かって走る。


ろそろ日も暮れかけてる頃に御現湖PAで最後の休憩。ここまでくればあと80キロくらい?でもその前に地獄の宝塚渋滞が待っている〜。水分補給をしていざ出発!ん?Kのハーレーのセルが回らない。
そういえばしまなみ海道に入った直後でお土産買った後も回らなかったな・・・
汗を拭き拭きシートを外してヒューズボックスを探しかけたところでエンジンがかかった! 
危うくこんなところでリタイヤするところだったがなんとか帰れそうなので、気を取り直して出発。
やっぱあれだねもう30年くらい経つバイクだしいろいろトラブルは出るよね〜




ツーリング中はずーっとSENAとiPhoneをつないで音楽聞いたりラジオを聞いたりしてて、この時は丁度伊集院光の昔のオンエアーを聞きながらニヤニヤしながら渋滞に突入したのです。
路肩を走るのはアレなのでそろりそろりと渋滞をすり抜けてそろそろ渋滞を抜けようかという時に伊集院の声が電話のベルに変わる。グーグルマップのナビを写していたiPhoneにKの名前。
嫌な予感。そういえば後ろついてきてなかったな・・・・

「モシモシ〜 クラッチ繋がらない・・・・」
「ええええええええええ!!!!!!!!」
かなり渋滞の中をすり抜けてきたのでKは遥か後ろ・・・
聞くと路肩に停車中だそうで、幸いにもKはちゃんとした自動車保険に入っているのでレッカーサービスがあり、無料で迎えに来てもらえるはずなのでまず電話してみなさいと伝えてみる。
ダメだったらどこかで降りてUターンか?と思ったけど、次の電話ではなんとかなりそうとのこと、
であれば迎えに行かなくていいか。面倒だし。
ってことでそこから2時間後にKはなんとか家にたどり着いたらしい。

でも事故じゃなくてよかった。ってかなんでクラッチなんだよ!セルが回らないって電気系トラブルじゃないのか?
こんなんだったらさっきの御現湖PAでそのままエンジンかからずにレッカー待ちって方が、ちょっと幸せだったかもしれないな。そして渋滞の途中の路肩でしょんぼりしながらレッカーを待つKの姿を想像してニヤニヤしながら自宅に向かう。

事故と怪我さえしなければトラブルも含めて旅なんでね。最後まで楽しい2日間をありがとう。
相変わらず帰り道もLC4は絶好調でした。